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第76話 全国大会。再会。

مؤلف: あるて
last update آخر تحديث: 2026-01-12 14:00:41

 県大会は県庁所在地の公民館ホールで行われた。

 さすがに県大会ともなるとレベルが高い。

 あれからわたし達もさらに練習を重ねてかなり完成度を高めてきたけど、他の学校も聴いていてはっきりわかるくらいの実力。

 これは気を抜かず、今まで以上の気持ちを持ってぶつからないと太刀打ちできないな。

 気持ちを引き締めなおし、緊張気味のクラスメートひとりひとりに声をかけて鼓舞していく。

 肩に手を置いていままでの自分たちの努力を信じよう!って呼びかけたらみんな笑いながら声を揃えて「ゆきちゃんを信じる」って。

 もっと自分を信じてってば!

 迎えた本番。みんなの顔を見渡すと程よい緊張感でいい顔をしている。

 わたしの声掛けも少しは役に立ってくれたのかな。

 これなら大丈夫!

 やがてアナウンスが流れ、わたし達の出番が回ってきた。

 全員でライトの下に向かって踊り出す!

「みんな、全国進出おめでとう!」

 わたしの音頭に合わせてみんながグラスを掲げる。

 見事県大会優勝を飾ったご褒美に山野先生が奮発してくれて祝勝会だ。

 場所はけっこう広めの焼き鳥屋さん。

 いくら広いとはいえクラス全員がいるので満員御礼貸し切り状態だ。

 みんな食べ盛りだし、こりゃこのお店の在庫なくなるかもね。

「やっぱりゆきちゃんのソロパートから間髪入れずの合唱パートへのつなぎが何度唄ってもたまらないよね!」

「そうそう!素敵な声のバトンをしっかり受け取った!っていう感覚ね」

 あちこちのテーブルに分かれてしまっているけど、どのテーブルでも語られるのは今日の感想。

 はっきり言って今日の出来は今までで最高だったから仕方ない。でももう少し自分たちの実力を認めて讃えあってもいいんじゃないかな。

 それにソロパートをあんまりべた褒めされると照れるからやめてほしい。

「世界に通じる歌声を持つ広沢がいるんだから怖いもんなんてねーよな!」

 こらこら、調子にの

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